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卒業生からのメッセージ

中国語をマスターすることを目指し、英語力のさらなる向上も目指す
磯部 愛
東京都・学校法人関東国際学園関東国際高等学校出身
2018年卒業(25期生)

私は北京外国大学を卒業して、現在は北京大学でMTI(通訳翻訳修士課程)を専攻しています。「香坂班」に入学するころから、私は自分の目標がとても明確でした。大学生活は1年半飛び級したため、あっという間に過ぎ去ってしまいました。2年半の大学生活を振り返ってみれば、ディベートに挑んでみたり、催事の司会をやってみたり、充実した忙しい日々を送っていました。

私は目標を段階に分けていました。まずは短期目標「できてあたりまえなこと」、次に中期目標「達成したいこと」、そして長期目標「達成して大変嬉しいこと」の3段階です。高いGPA(成績評価値)平均点を取得し、さまざまな活動に参加して、履歴をより豊富にすることが第1段階の目標でした。そして大学院に進学することは入学した当初からの長期目標でありました。これから「香坂班」に入学される皆さんもこの何か月間で自分の将来について考えてみたり、計画を立ててみたり、自分の原動力について考えてみてください。どのようにして、この貴重な4年間を有意義なものにするかは、皆さんにとって一番大きな課題だと思います。スポーツまた自分の趣味など、一つのことをやり続けることも大切です。やり続けることによって、何かを達成したときの喜びは何よりも嬉しいことです。やり続けることは、プレッシャーを感じるときの発散、そして解消法にもなると思います。

私は4年生前期に大学院の申請手続きをすべて終わらせ、後期にはダイキンというエアコンを扱う会社のインターンシップに参加しました。大学院に進学することに一心不乱だったので、就職活動にはまったく参加していませんでした。今になって考えると、計画はとても不十分でした。ある意味では勇気のある行動だったと思いますが、皆さんはマネしないでくださいね。

今のグローバル社会において、言語は何か行動を起こすときの、とても重要なツールになります。中国語をマスターすることを目指すほかに、英語力のさらなる向上も目指してください。

皆さんのお役に立てたのかわかりませんが、最後までお読みいただいてありがとうございます。

授業外も中国語に多くの時間をさき、幼少時からの夢をかなえる
矢野 純麗
宮城県・学校法人仙台育英学園 仙台育英学園高等学校
2018年卒業(23期生)

 私は現在、幼少期からの夢であった客室乗務員をしております。

「香坂班」の授業は朝8時から夕方まであります。客室乗務員になるためには外国語を流暢に話せることが必須ですから、幼少期からの夢であった客室乗務員になるために、留学生活の4年間、私は毎日朝5時に起き、中国語を勉強しました。そして授業が終わって寮に帰ると、必ず予習復習をしていました。「香坂班」は授業数が多いため毎日学校に行くことになり、先生と中国語を話す機会がたくさんあります。私は早く学校に行って授業前に先生と話す機会を設け、発音の練習をしていました。

 留学すれば誰でも多少は話せるようにはなりますが、私は中国人の方たちが話すような中国語を話したいと思い、4年間、真剣に勉学に励みました。その結果、4年間にわたって成績優秀賞と皆勤賞を受賞しました。ちなみに私が客室乗務員になるために取得した資格はHSK(漢語水平考試)6級です。

 4年間の留学生活を通して、語学だけでなく、中国の方の生活習慣・風習、文化を学び、現在の仕事に役立てています。日本と中国の文化は似ていると思いますが、留学で得た知識のおかげで違っているところにも気づくようになり、働くにあたってとても活きていると思います。例えば中国の方は冷たいものをあまり飲まないなどは留学しないとわかりません。お客様に快適なサービスをするためにはこのような風習や文化を理解する必要があります。そのために留学期間中は毎日、中国の友達と一緒に過ごしていました。

 就職活動について少し話します。なかには60社くらい採用試験を受けた学生もいましたが、私はいつも利用していた航空会社1社の試験だけを受けました。「香坂班」では、日本からも専門の先生が来てくださり、就職活動について学ぶ機会もあります。履歴書の書き方や面接の仕方までをも学ぶことができます。また現在の駐在員の方は採用について詳しく、親身に相談に乗ってくれます。

 4年間を通してこのような素晴らしい環境で勉学に励むことができたことを感謝し、これからも次のステップアップとして中国語力をさらに高め、英語力もプラスしていきたいと思っています。

今は中国語を使っていませんが、留学生活は大いに役立っています
望月 俊吾
静岡県立静岡中央高等学校出身
2017年卒業(22期生)

2017年1月に卒業後、医療機器メーカーに入社しました。以後、海外営業職として経験を積み、現在は旧ユーゴスラビアの国々、およびブルガリアとルーマニアの対代理店営業を行っています。各代理店別に達成数値目標が設定され、目標達成に向けてどうアクションを取るかが仕事の醍醐味です。2019年の2月にはスロベニア、セルビアの代理店訪問計画があります。

ここまでの社歴を聞くと、なぜ私が中国で中国語を勉強していたのかと疑問に思われるかもしれません。実際、中国語は今の仕事では一切使っていません。それでも私は、北京外国大学で学んだことが、今の自分に役立っていると思っています。なぜか? 北京外国語大学で得られるものは中国語の言語能力だけではありません。世界各国から来る留学生との交流、そこで感じる文化や思想、法律、生活習慣の違いなどを多々知ることになります。

中国語の勉強を通して、私は中国語が非常に文化色、思想色の強い言語であることを感じることがありました。日本語に訳そうとすると不自然になったり、そもそも該当する日本語の単語が存在しなかったりというケースも、そうしたことに関係していると思います。

異国で生活する中で遭遇する良くも悪くも存在する文化や思想の違いを、どう自分の世界観に組み込んでいくか。それを考えることが、北京留学の上での最重要事項だと私は結論づけています。

大学生時代には、東欧の元共産主義国家とビジネスをする自分を想像できませんでしたが、日頃からこの地域に関心を寄せるようにし、商習慣で何を大切にするのかを理解しようと努めたことが、今の強い充実感につながっているのだと思います。少し時間ができれば、自分が関わる国の言語、特に話者が各国にまたがるセルビア語は勉強してみる価値があると感じています。

北京留学を検討される方は、何かしら中国に関して興味があったからではないかと思います。中国語のスキルが将来、社会人としてのキャリアのアドバンテージとなるとは必ずしも言えませんが、留学生活で自分の興味を追求し、いろんなアプローチで自分の答えを切り開いてください。

北外の4年間で日本、中国、そして自分を知ることができました
市川 慧悟
静岡県・学校法人新静岡学園 静岡学園高等学校出身
2012年卒業(17期生)

皆さん、こんにちは。私は現在、上海市内に拠点を置く日系の物流会社に勤めています。

私が北京外国語大学を選んだのは、「行きたい」と思い立ったそのときに入学を決意した自分にすべてを委ねたからです。意味不明ですが……。正直、バクチまがいなことをしたと思わなかったわけではありませんが、即決を好む私の性格が中国の風土に合致しており、今では大当たりだったと確信しています。

大学在学中、強く感じたことは、中国はスピード感を重視する国だということです。まさに即決です。携帯電話がよい例ではないでしょうか。私が入学した2008年はいわゆるPHSしか流通していませんでした。それからわずか2年後にはスマートフォンが普及し始めています。つまり中国では、折りたたみ式、スライド式などの携帯電話を飛び越えて、スマホが主流となったのです。

日本の慎重さ、中国の迅速さ。どちらも一長一短ありだと思いますが、中国とは真逆な日本を客観的に感じとれる。そんなシーンをタイムリーに見られることが、留学生活における最大の魅力の一つだと考えます。携帯電話はほんの一例ですが、このテンポの速さを大学時代に体感したことが、現在中国で仕事をしている中で、時代のトレンドや中国人の好みを読む力を大きくアシストしてくれていると思っています。

現在、中国は空前の日本ブームです。俗に言う「爆買い」も牽引し、歴史的に見ても日中関係が始まって以来、両国が最も急接近しているのではないでしょうか。さらに世間では、中国は〝世界の工場〟から〝世界の市場〟(〝物を作る大国〟から〝物を買う大国〟)へ変貌を遂げた、と言われています。

まだまだ中国は進化し、世界が想像している以上の大国になることは間違いありません。そんな中、大学の4年間を自国ではなく、中国で過ごす。しかも、北京外国語大学で「香坂班」の一員として中国語を学ぶ。そんな皆さんの選択は正しい。私はそう思います。

日本人の駐在員の存在や、同期の仲間と過ごせる環境は大変貴重です。北京での4年間は「香坂班」に身をゆだね、高い視点から目の前に広がるものを見てみてください。きっと未来に役立つ何かと出会えるはずです。