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北京外国語大学に入学して

世界を知ることができる環境で、とにかく中国語を話し、聴くことに頑張ろう
杉﨑 勇介
神奈川県・学校法人明徳学園
相洋高等学校出身
2019年入学(28期生)2年生
(写真右側が筆者)

 高校生のときから中国語をやりたいと思っていた私は当初、日本の大学に進学するか北京外国語大学に進学するか迷っていました。日本で4年間過ごすのと、北京で4年間過ごすのを比べたとき、絶対に北京で4年間過ごしたほうが今後の自分のためになると思い、北京外国語大学への入学を決意しました。「香坂班」は中国語力がゼロでも受け入れてくれるというのも大きな決め手になりました。

   私が北京に来て最初に頑張ったことは、とにかく中国語を話し、聴くことでした。授業ではできる限り発言をし、授業以外では中国人や外国人の人とご飯に行くようにしています。そうすることで、自分の発音を先生や友達に直してもらったり、授業では習わない日常生活のフレーズを覚えたり、異文化を知れたりして勉強になっています。私はサークルなどには所属していませんが、マジックが趣味で高校のときから打ち込んでいます。趣味のマジックで香坂班のみんなや外国人の方に披露してマジックのレベル向上をさせ、交流の幅を広げています。マジックの練習は北京では日本にいたときよりできていないので、勉強と両立していくのが今後の目標です。

   北京外国語大学に入学していちばん良かったことは、中国人だけでなく、たくさんの外国人留学生と交流できることです。私の周りにはアジアの方以外にもイタリア人などの欧米の方も多く、一緒に食事に行ったり、遊んだり、お互いの国の言語交換などをして過ごしていく中で、お互いの国やその人柄を知ることができ、日々刺激を受け、一生の友達を作れます。

   最後に北京外国語大学へ入学を考えている方へ最高のスタートダッシュを切れるアドバイスを送りたいと思います。海外の大学ということもあり高校英語は最低限必要だと思います。できるなら中国語はピンインだけでもいいので少し学習しておくだけで、良い感じに最初のスタートダッシュが切れると思います。実際に私が感じたことなので信憑性は高いです。北京外国語大学での4年間は人生で最高の時間になると思います。みなさんと会える日を心待ちにしています。

北京に来て1年、中国語の授業内容を聞き取ることができるようになる
三浦 充央
広島県・学校法人福山暁の星学園
福山暁の星女子高等学校出身
2019年入学(28期生)2年生

北京に来て1年が経ちました。夏休みに帰国しなかったのですが、今に至るまでホームシックになることなく楽しく生活しています。私は今、合唱団に所属し、授業後は合唱の練習を行ったり中国人の友達と一緒に勉強したり、祝日などの少し長い休みの日には旅行に行ったりと充実した日々を送っています。

中国に来てから明るくなったねと言われることが増えました。それはきっと自分がやりたいことを好きなだけやることができる環境があるからだと思います。

私が中国の大学進学を決めた理由は、中国の価値観で中国語を学びたいと思ったからです。授業が中国語で行われ、中国人と同じ環境で生活できる。中国の文化や考え方を知り、理解を深めるためには中国で中国語を学ぶことが最善の選択なのではないかと考えました。

実際、中国語を学ぶ環境として最適であると感じています。それに授業で習ったことを実際に使う機会が身近にあります。日本にいたらインプットだけで終わってしまいかねない授業内容も、中国で生活すると日常生活の中でアウトプットする機会がたくさんあります。日本語を学んでいる学生もいるため、ランゲージパートナーを作ることも可能です。私も週に1回相互学習を行っています。彼女は大学院生で、日本語を流暢に話せるので、私は主に彼女の作文の添削をし、彼女は私の中国語の発音矯正をしてくれています。また中文学部で毎週開催されている、中国人と中国語を学ぶ留学生同士が交流を行う「漢語角」には必ず参加し、会話力の向上を心がけています。外国語大学なので他国の留学生も多く、中国語以外の言語を習得することもできます。自分の行動次第で環境を最大限活かし、言語を習得することができると思います。

私はハーフでもなく、日本での中国語学習経験もありません。入学当初、「你好」「謝謝」しか話せず、もちろん先生の話す言葉もまったくわかりませんでした。しかし今では授業内容を聞き取ることができるようになり、つい先日HSK5級の合格水準に達することができました。

中国で中国語を学ぶことで語学だけでなく、文化や風習に対する理解が深まると思います。ぜひ皆さんもここ北外で中国語を学んでみませんか。

全国から来ている日本人と交流ができ、親元を離れ自立できる留学生活
相坂 翔太
北海道・学校法人北星学園
北星学園大学附属高等学校出身
2019年入学(28期生)2年生
(写真右側が筆者)

 北京での生活も1年以上が経ちました。ここでの生活は思っていたよりも過ごしやすく、とてもいい環境です。周りには中国人ばかりでなく、さまざまな国籍の人がいます。寮や課外活動はもちろん、食堂や学校の廊下でもそういった人たちとコミュニケーションする機会があります。中国語だけでなく、英語や韓国語を身につけることもでき、さらなる語学力の向上に繋げることもできると思います。

 ここでの生活で私が最も頑張っていることは、もちろん中国語の勉強です。日本で中国語を学んだことがなかったため、入学当初は授業で先生が何を話しているのかまったく聞き取ることができませんでした。しかし、日々勉強し、積極的に中国語を使い、たくさんの中国語を聞いていくうちに、少しずつ聞き取れるようになってきました。今では、食堂で中国語を使って注文をしたり、友達と中国語を使ってWeChat(微信)でやり取りをしたりすることができます。

 勉強以外にサッカーも頑張っています。小学校から高校にかけてサッカーをやっていて、今は、北京外国語大学のサッカーチームに所属しています。外国人と一緒のチームになって試合をしたり、国対抗の試合をしたりと留学ならではの貴重な経験をすることができています。北京外国語大学はサッカーだけではなく、さまざまなスポーツ環境が充実しています。体育館にはジムやプールもあり、クラブチームに入らなくとも体を動かし運動することができます。

 入学してよかったことの一つ目は、全国から来ている日本人と交流ができることです。留学生は北は北海道から南は沖縄まで多くの都道府県から来ているので、方言や話し方などが少し違ったりして、日本語にもこんなに知らない語句や特徴があることを実感しました。僕は北海道人で、自分の話し方にそんなに特徴はないと思っていましたが、北海道以外の人と話したときにその言葉は何と言われ、北海道でしか使わない言葉が身に着いているんだと驚きました。そういった話で盛り上がったりして留学初日から多くの人と仲良くなることができました。二つ目は、親元を離れ自立できることです。中国に来たら自分でご飯を作ったり洗濯したりしなければなりません。日本にいれば親が洗濯をしてくれてご飯を作ってくれて当たり前だったのが、中国では当たり前ではなくなるので、親のありがたみをいっそう感じることができます。

 中国に来て思ったことは、中華料理がおいしいことです。日本にいたときはそんなに中華料理が好きではありませんでしたが、本場の味はやはりおいしく、特にチャーハンはすごくおいしかったです。

日本語をまったく使わない日も多くなり、中国語で夢を見たりする
丹羽 沙也加
東京都・学校法人晃華学園
晃華学園高等学校出身
2018年入学(27期生)3年生

 北京外国語大学に入学してから2年経った今、私は北京に来て大学生活を送ることができて本当に良かったとしみじみ実感しています。特に明確な目標もなかった私は、中国語を学んで将来の可能性を広げたいという一心で、「香坂班」への留学を決意しました。北京に来たばかりのころは中国語がまったくわからず不安もありましたが、北京での生活は想像以上に快適で、中国の発展や勢いに圧倒されながらも、すぐに慣れることができました。

 1年生のころから私がいちばん意識していることは、毎日の授業をしっかり聞く、ということです。当たり前の話だと思うかもしれませんが、授業中にいかに吸収できるかが言語の学習においてとても重要だと感じています。日々の積み重ねによって、自分でも驚くほど身についていくものです。実際、私は1年生の10月ごろには、先生が授業中のお話がほぼ理解できるようになりました。ひたすら単語だけ発していた半年間に比べ、自然に会話のフレーズが出てくるようになり、中国人の友達と会話が弾めば弾むほど中国語学習に対するモチベーションもどんどん上がっていきました。

 学業の他に、私は休みの期間を使って中国のさまざまな場所に旅行に行きました。内モンゴル、上海、桂林、天津、張家界、青島など、中国の北から南まで多くの都市を訪れました。ときには寝台列車で約20時間かけて行ったこともあります。旅行先で外国人と中国語でいろんな話をすることができるのも楽しみの一つとなりました。

 2年生になり、私はいろいろな活動に自主的に参加するよう心がけるようになりました。アジア文化カーニバルの開会式に日本の浴衣を着て参加したり、国慶節には中華人民共和国成立70周年記念の式典にボランティアとして参加したりしました。中国の文化や伝統に触れ、今まで知らなかった中国のことをさらに奥深く知る貴重な経験となりました。

 今では、日本語をまったく使わない日も多くあり、中国語で夢を見たりするようにもなりました。北京外国語大学での留学生活は、自分次第でいくらでも可能性を広げられる環境にあると確信しています。先生方、周りの友人たち、そして両親への感謝の気持ちを忘れずに、残りの大学生活も日々努力し続けたいと思います。 

中国語で中国人メンバーにアドバイス、留学に来て人見知りだった自分が変わった
藤野 琳
東京都立東大和南高等学校出身
2018年入学(27期生)3年生

 北京外国語大学に入学して2年が過ぎました。もう中国にも慣れ、新しいことを勉強しながら充実した毎日を送っています。まったく中国語が話せず、聞き取ることが精一杯だったのに、今では生活にはまったく影響がないくらい楽しく過ごしています。

 私は小学生のころから高校までバスケットボールをやっていた経験を生かして、2年生から中文学部のバスケットボールのサークルに参加し、中国人との交流を図っています。最初は現地の中国人の早い中国語が聞き取れなかったり、バスケットボールで使われる用語が英語ではなく中国語だったりと、なかなかチームのメンバーと話せず、萎縮してしまうことが多かったです。しかし、2年生の後期から北京外国語大学内で行われる学部対抗の大会に参加し、毎日のようにチームのメンバーと関わり、話していくにつれて、メンバーとの仲も深まり、自分も積極的に会話に参加するようになりました。今では中国語で中国人メンバーにアドバイスをしたりできるようにもなりました。また練習がない日はチームのメンバーと遊びに出かけたり、お互いの誕生日を祝うためにご飯を食べに行ったり、普段も中国語を使って交流しています。

 私は、大学生活は自分がやりたい、挑戦してみたいことを何も考えず精一杯チャレンジできる最後のチャンスだと思っています。中国に来たばかりのころはまったく中国語が話せず、聞き取るのも精一杯だった自分も今はこうやって中国の大学で勉強し、外国人と交流できています。人見知りだった自分が変われたのも北京外国語大学に留学にしたおかげだと思っています。

 みなさんも今から知識を増やし、視野を広げ、自分を変えることができると思います。勇気を出して留学に来れば、きっと充実した生活が待っています。それを実際に体験して欲しいです。

留学生活はいろんな交流の機会にあふれています

宮城 陸
沖縄県立・首里高等学校出身
2018年入学(27期生)3年生

 こんにちは。北京に来てもう2年が過ぎましたが、ここでの生活は毎日驚きと発見の連続です。町を歩いていても、未だに知らない単語に出くわすことが多々あります。中国語を学ぶ上で、やはり現地に赴くというのは何事にも変えがたい経験になるのではないかと日々感じています。

 私はまだ特定の中国人の友達は少ないですが、北京外国語大学では毎週昼休みに1時間中国人の学生たちと自由にお喋りする機会が設けられています。留学環境は言語を学ぶことにも友達を作ることにも、その機会を得るには事欠きません。

 また、北京外国語大学ではさまざまな課外活動がなされています。部活、交流会など、その内容はさまざまです。私も以前はテコンドークラブに属し、たくさんの仲間とともに汗を流しました。端午節(中国の祝日で、粽子(ちまき)というおにぎりのようなものを食べる日)にはその仲間たちと一緒に粽子を作って食べたりもしました。他にも、隣人たちと一緒に大学内で開催された劇を観に行ったり、大学から少し離れたところでカーリングをしたり、休日には郊外へ遊びに行ったりもします。今は日本人によるリーグの、ある野球チームに属しており、日々練習に精を出しています。

 そして、私たち香坂班の有志が主催者となって毎学期に1回、新入生歓迎会を開いています。北京外国語大学だけでなく、いろいろな大学からたくさんの人が参加するので、毎回参加人数は100人近くに及び、大変盛り上がります。日本人はもちろん、中国人もたくさん来るので、交流の幅が広がること間違いなしです。

 このように、北京外国語大学ではさまざまな交流の機会があります。関わろうと思えば、いろんな人と関わり合うことができます。また授業は中国語だけで進んでいくので、進歩もはやいと思います。北京外国語大学に来て、絶対に後悔はしないと思います。一緒に北京生活を楽しみましょう!

中国語を知らなくても一歩踏み出す勇気さえあれば、新しい世界が広がっています
佐藤世舞
山梨県立・甲府南高等学校出身
2017年入学(26期生)4年生

 皆さん、こんにちは。私は北京外国語大学3年の佐藤です。北京での留学が始まってから2年と半年が経ちました。北京留学を考えている方、興味のある方に、実際に私の経験を交えながら少しでも魅力をお伝えできたらと思います。

 私は北京に来た当初、”ニーハオ”と”シェイシェイ”しか中国語を知りませんでした。皆さんの中にもそのような方がいるのではないでしょうか。全く言葉が通じない所に飛び込むのは、少し期待もありましたが、やはり恐いし不安だったというのが正直な気持ちです。しかし、北京で生活していくには嫌でも中国語を使ってコミュニケーションを取らなくてはなりません。簡単な言葉から徐々に覚えて、それが相手伝わると、もっと中国語を喋れるようになりたいというモチベーションに繋がっていきます。日本にいても中国語を勉強できないというわけではありません。ですが、生活していく中で中国語の勉強ができるというのが留学の大きなメリットだと思います。”生きた中国語”をいつでも聞くことができる環境は日本では決して手に入れることはできません。また、北京外国語大学には世界各国の学生が学びに来ています。そんな彼らと交流できることも大きなメリットであり、魅力でもあります。部屋から一歩外に出れば生徒たちが様々な言語でコミュニケーションを交わしています。日本にいたら出会わなかった国の留学生との交流は凄く良い刺激になります。中国語の上達を感じた時はもちろんのこと、中国人の皆さんや、外国人留学生に日本の魅力を伝えられた時、逆に日本の家族や友人に中国の良さを伝えられた時、私は留学に来て良かったなと感じます。そして、それが『中国と日本、また世界と日本の架け橋になりたい』という今の私の夢にも繋がっています。

 北京留学について皆さんに知ってもらいたいことはまだまだあります。ここでお話ししたことはほんの一部に過ぎません。今までとは全く違う場所で生活することに不安を感じるのはもちろんです。しかし、一歩踏み出す勇気さえあれば、そこには新しい世界が広がっています。多くの仲間もいます、一人ではありません。たくさんの可能性を秘めている皆さん、北京で待っています。

素晴らしい先生と学生、私の選択は間違っていなかった

村岡未都
国立大学法人・筑波大学附属高等学校
2017年入学(26期生)4年生

 私が中国に興味を持ち始めたのは高校生の時です。1週間程の北京訪問で北京、そして中国の良さを知りました。当時は第二外国語の授業で中国語を少しかじっただけで、現地では全く使い物になりませんでしたが、いつかは中国語が上手くなって中国に留学して、日本と中国の交流に携わることが出来たらなと思っていました。

 とは言え、最初は4年間留学することなど考えておらず、日本の大学受験に失敗して浪人するよりは、と思って選んだだけの大学でした。入学当初は国内外の一流大学に進学した高校同期と自分を比べてしまい、劣等感ばかりが募ったこともありましたが、ここにも素晴らしい先生と学生が沢山いて、日本にいたら体験できないようなことを沢山体験できたので、現在の私の選択は間違っていなかったと思います。

 3年生になってからは中国語コースを選択し、教科書には四字熟語が増えて内容も難しくなりましたが、日本や韓国のクラスメイトと和気あいあいとした雰囲気の中で授業を受けています。成績が良いと奨学金を貰うことも出来るので、勉強を続けるモチベーションの一つになると思います。中国語をの会話力を鍛えたい時は中国語コーナーという活動で中国人学生や他の国から来た留学生と色々な話題について討論することが出来たり、単語量を増やしたい場合は本や新聞を読むこともできます。また、1年生の時から学校の合唱団に入っています。当初は自分以外の部員全員が中国人で、私がまだあまり中国語が話せない時から仲良くしていただいていました。今はもう2年以上が経ちましたが、学期毎に行われる大きな発表会をはじめ、日本人の後輩が出来たり、活動の一環として中国中央テレビのスタジオで収録させていただいたりと貴重な体験をすることが出来ました。

 あと1年では足りないくらい充実した生活を送っていて、日本に帰るのが寂しくも感じます。残り少なくはなりましたが、後悔のない留学生活を送っていきたいです。